解説
複数人でプログラムを書いていると実装スキルの差やドメイン知識の差からコード品質にばらつきができてきます。 中・長期で安定した成果を産んでいくにはこまめなリファクタリングが必要ですが、「リファクタリングをこまめにやろう」と呼びかけると終わりのないリファクタリングを始める人が出てきたりします。綺麗なコードは際限がないので相手にリファクタリングを依頼するにもきっかけがつかみにくくなってしまいます。
ネタ元で提唱されている案は「詳しそうな人に説明してもらい、10分間で何をやっているコードなのか理解してもらえなければリファクタリングする」というものです。10分と時間を区切ることで短期間で判断することができ、始めるきっかけも「ちょっとこのコード説明してよ」と詳しい人に依頼するのみです。10分で説明できたとしても話を聞いた人はコードに対する新たな知見を得ることができ、無駄になりません。