tuneの日記

アジャイル開発、組織変革、マネージメント、ファシリテーションについて学んだことの記録

オープンスペース(オープンスペーステクノロジー)のやり方

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オープンスペースとは

手軽な準備でディスカッションを開催することができるワークショップ。オープンスペーステクノロジーと呼ばれることもある。 参加者がトピックを提案し、ディスカッションが必要な課題を話し合う。参加者の当事者意識・主体性を引きだし、活発な対話を促す。

複数チーム間の知識伝達に使ったり、カンファレンスで皆が気になるテーマのディスカッションが実現できる。

やり方

  1. 参加者を集め、この後の流れ(オープンスペースのやり方)を説明する。
  2. 皆の見える場所に「場所(議論するスペース)」と「時間(タイムボックス)」からなる表を描く。
  3. 参加者にディスカッションしたいトピックを提案してもらう。提案されたトピックを表の空いている箇所にトピックをあてがっていく。
    • 付箋にトピックを書き、前に出てもらって簡単に説明してもらい。早いもの順で表を埋めていくと良い。
  4. 全部埋まったらタイムボックスにしたがってディスカッションを開始する。各トピックのファシリテーションは提案者に行ってもらう。
  5. 参加者は興味がある場所へ移動してディスカッションを行う。「思っていたトピックと少し違った」、「参加者が多くて話しにくい」、「ディスカッションに貢献できそうにない」などを理由に、他のトピックへ移動してもよい。
  6. 必要であれば内容をまとめ、参加者間で共有する。

参考

speakerdeck.com

オープン・スペース・テクノロジー - Wikipedia

bliki-ja.github.io

www.youtube.com

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