バグを毎日配る

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概要

スクラムでスプリント区切りの開発をしているとスプリント期間中に見つかったバグの扱いに悩むことになる。 スプリント期間内で直す、プロダクトバックログにバグ修正をストーリーとして積み直すことが定石だが、各チームにあらかじめ割り振るという手もある。

詳細

背景

スプリント期間中に埋め込んだバグはスプリント期間中に修正することが大原則だが、以前のスプリントで埋め込んだバグやスクラム開始前のバグ、他の開発チームが埋め込んだバグについてはコントロールできない。 またリリース前の「リリーススプリント」では積み直す次のスプリントがないこともある。

バグの早期対処を促す方法として「バグをチームに配る」ことをして「カンバンで別管理する」ことを試してみた。

実施手順

デイリースクラム後にスクラムマスターとプロダクトオーナーが集まり、新たに見つかったバグ報告を全員で眺める。原因を想像し、適切と思われる担当チームを割りふる。担当したチームはカンバンボードにバグを追加し、メンバの手が空いたのち、最も優先順位が高いバグに着手する。バグの担当チーム割り振りは絶対のものではなく、各チームの余力やバグについて新たにわかった事象を考慮に入れて適宜再割り当てを行う。

効果

チームが対処すべきバグ総数が可視化され、チームが負荷を自分たちでコントロールするようになった。

またバグ報告から調査に入るまでの期間が短くなり、バグが発生してから修正までの期間が短く改善された。

参考