tuneの日記

アジャイル開発、組織変革、マネージメント、ファシリテーションについて学んだことの記録

Regional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加しました #RSGT2020

f:id:tune:20200110221123j:plainf:id:tune:20200110221130j:plain

はじめに

2020.scrumgatheringtokyo.org

去年に引き続いて2回目の参加です。今年はスポンサーとして参加してきました。 スポンサーから見た話は会社のブログに書いたのでここでは個人的なメモを残します。

聞いてきた話など

基調講演が最高!

f:id:tune:20200110221127j:plain Coplienさんの十牛図になぞらえたScrumの理解・説明はいろいろと考えるところがありました。「アジャイルの理解・実践の段階が進んでいればいい」という単純な話ではなく(「It is NOT good, it is NOT bad.」と何度も言っていました)、自分たちの現在地を知り、内なる声に耳を傾けて目的地を決め、日々改善を積み重ねていくしかないんだという指摘が、これからもまだまだやれることがあるのだと身に染みました。

f:id:tune:20200111104948j:plain Sahotaさんのアジャイルな組織におけるマネージャーの位置付けも、ここ1年の自分の実践(スクラム開発チームの外でサポート、プロセス改善・人材開発に注力)に近く、非常に納得感のあるものでした。自己管理チームを作ると自然と上が下を支える形に変わっていくのを日々感じています。

その他心に残った話

椎葉さんのスクラムチームにおけるTech Leadの役割も自分の考えに近く、非常に明快に言語化されていてためになりました。 「任せる時はコミットメントを信頼する。コミットメントは献身のことであり、結果ではない」、「相手が受け取った感情を否定しない。その原因に対処する」といった言葉は椎葉さんの思いやり・優しさ・凄みが滲み出ていて、今年も話が聞けてよかったと心から思いました。

f:id:tune:20200110222912j:plain TargetのDX変革のための教育場作りもロジックが整理されていて聞きやすかったです。「世の中に新しく生まれる仕事のうち、大卒で埋められるのは19%」という数字をつきつけられると、「足りない分は既存のメンバーを教育する必要がある」のは自明ですよね。「XXXできる人がいない、採用できない」と嘆くだけでなく、場を用意し成長に期待するのはいつだって必要な事だと再認識しました。

立ち話・ブースでの情報交換ができた

2回目の参加だからか、知り合いが増えてきたからか、セッション外での交流がたくさんでき、これだけでも参加に値するものでした。 聞かないと分からなかったような事例、非公開での情報交換のお願い、ワークショップの開催打診、お会いしたいと思っていた方々との繋がり。これができたのは運営の皆様に場をきちんと整えていただけたからだと感じています。

今年の感想

f:id:tune:20200110221119j:plain

昨年転職し自分のチームは変わりましたが、去年の感想と変わらずアジャイルな開発/スクラム開発の実践が進められていたと再認識しました。 今年も一層の精進を目指し、日々の実践・コミュニティへの貢献をやっていきます。

まずはScrum Fest Sapporoにプロポーザルを出してみました。興味を持っていただけたらぜひ投票(リンク先に遷移→ログイン→プロポーザル表示にあるハートマークをクリック!)をお願いします。

confengine.com