はじめに
インフラエンジニアの祭典 July Tech Festa 2020で登壇の機会をいただき話してきました。今年のテーマが「Extend Your Engineering Life」ということで、自分のキャリア観についての話となっています。ひっそりTwitterなどのプロフィールは「Software Engineering Coach」に変えていましたが、今日を機にもっと積極的に名乗って行こうと思います。
講演動画
B2:組織に良い開発文化を植え付ける「Software Engineering Coach」という役割 - JTF2020
当日Slidoでいただいたコメント
Software Engineering Coach という役割は、社内でどのくらい浸透していますか?
自称なので浸透していません。これから名乗って行きます。
マネージャーという立場とコーチという役割の利害関係がぶつかる場合がありそうだなと思いました。やはりその都度いろいろな検討をされたのでしょうか。
利害がぶつかって他に手がない場合はマネージャーに倒して考えることが多いかなと思っています。 利害関係がぶつかることは頻繁にはないのですが、頻度が多くなるなら役割を分けることは必要なのかもしれません。
Twitterでいただいた主なコメント・質問
「良いソフトウェア開発を続けていきたい」自分QAだけど共感 #JTF2020B
— かわうそ@yuira (@mld_code_yuira) 2020年7月25日
そうですよね、役割に関係なく良いソフトウェア開発やりたいですよね。難しい願いじゃないと思うんですが、やってみると難しいんですよね。
銀の弾丸らしきもの?錯覚するもの、かな。自分の周りだと...テスト自動化...かな。下手すると現場的には「QA」そのものをそう思ってたりとかしそう #JTF2020B
— かわうそ@yuira (@mld_code_yuira) 2020年7月25日
実際に効く弾丸(ただしとどめを刺すには至らず効果がいずれなくなる)と、効果がない錯覚が混じっているような気がします。テスト自動化は今まさにハイプを上り詰めようとしているところな気がします。Rettyもテスト自動化SaaSのmablを導入していますがお付き合いしていくのはそれなりに大変です。
自分の役割を抽象化した一言で表現することってけっこう難しいですよね。肩書きや形式的な役割があっても職掌外の仕事があったりして自分は何者なのだろう、何を期待されているのだろうとモヤモヤすることがある。#JTF2020 #JTF2020B
— Motohashi Tsuyoshi (@t_mozza) 2020年7月25日
役割つけた瞬間に縛られることがありますよね。なので嘘にならない一番抽象度の高い役割を名乗ることって大事なのかなと思っています。
RSGT の Target の人の講演https://t.co/yCsBTyEiy0#JTF2020 #JTF2020B
— T a i s u k e 'J e f f' I n o u e #KeepDistance (@jeffi7) 2020年7月25日
私が"Software Engineering Coach"の役割を見たのはTargetのミグズさんの講演でした。ConfengineのプロフィールもSoftware Engineering Coachになっていました。
誰かが翻訳進めているのかもしれませんが英語だけのようです。これを見たオライリーの方、私に本の翻訳任せてみませんか😁Software Engineering at Googleという書籍がある。Googleに閉じた話ではなく汎用的な知識を習得できる。英語だけかな…?日本語がないと私には厳しそう。#JTF2020 #JTF2020B
— Motohashi Tsuyoshi (@t_mozza) 2020年7月25日
50万円ですね。十分ペイするとは理解していますが、会社として行かせるとなると改まってしまいます。Certified Scrum Developerいいな。でも研修いいお値段するんだよなあ#JTF2020 #JTF2020B
— Kaori Morikawa (@monoqlock) 2020年7月25日
やり方を知っていてもできるわけではないですからね。RIZAPが流行ったのも同じ理由のような気がします。このスライド、全部禿同。#JTF2020 #JTF2020B pic.twitter.com/aH9Vv6uni8
— T a i s u k e 'J e f f' I n o u e #KeepDistance (@jeffi7) 2020年7月25日
ドキュメントに目的とかスコープを書いておくと後から見返してわかりやすくなりますよね(自戒)チームのルールの背景を知ることは大切。
— asato@頑張らないを頑張る (@at_946) 2020年7月25日
でも背景を聞く時間をとるのは申し訳ないと思ってしまうのが常。
ルールの近くに背景置いとこう!(自戒)#JTF2020 #JTF2020B
エンジニアが不要なコードを消せないはずはないので、消えてないとしたら別な理由があるんですよね。習慣がないのもよくあるのですが、「消した場合の検証をどう行ったら良いのか前例がなくわからない」というのは自分も目から鱗でした。マネージャーがリファクタリングや改善活動を指示したり、影響を及ぼさないようにするのはホント大事だと思う。習慣化して、それが評価される文化になっていくと、幸せになる人が増えるのではないかと思う。#JTF2020 #JTF2020B
— amarelo@ささみのほん5寄稿 (@amarelo_n24) 2020年7月25日
コーチングやチーミングを目的にしてしまうとちょっとした変化で満足して続かないことはありますね。そもそも解決したかった問題は紙にでも書き出しておいてたまに振り返ると良いと思います。コーチングやチーミングは話を聞くと納得するんだけど,実践しようとすると上手くいかない不思議。習慣化が苦手なのかなぁ...
— id (@ido_kara_deru) 2020年7月25日
#JTF2020 #JTF2020B B2
やっていき( ・ㅂ・)و ̑̑「Software Engineering Coach」自称しましょう#JTF2020 #JTF2020B
— もーりす のようなもの (@y_m999) 2020年7月25日
言及いただいたブログ
補足
自分の原体験を話していたときのスライド、せっかく映画の画像引用したのに触れるの忘れていました。「陽はまた昇る」は日本ビクターがVHSテープを開発したときの実話を元にした映画です。デスマーチの移動中にレンタルで見て涙が止まらなくなった思い出の映画です。
失敗して涙を流すぐらいの良い仕事、やっていきましょう。